2019/12/13 12:32
玄米とは?|白米よりも栄養価が多く含まれる
玄米とは、お米の一番外側のもみ殻だけを取り除いて、ぬか、胚芽は残したお米のことです。
ぬか層が残っているために、玄米の米粒は茶褐色です。
白米と比べて、カロリーはあまり変わりませんが、胚芽やぬかには栄養価が高く、 玄米はそれがそのまま丸ごと残っています。
その栄養価の中で、とくに注目したいのは食物繊維の豊富さ。
白米と比べると、食物繊維が4~6倍近くあります。
食物繊維は便秘にはもちろん、 体の中の余分なコレステロールや糖分、発がん物質などの有害物質を排出して、体を内側からすっきりさせてくれます。
また、胚芽の部分にはビタミンEが豊富にあります。ビタミンEは、ホルモンの分泌を促してくれるので、若返りや体調を整えてくれると言われています。
加えて、新陳代謝を高めるビタミンB群もいっぱいなので、エネルギー効率も高まります。
さらに、その他のミネラル類も充実しているので、体のさまざま なバランスも整えてくれます。
だから近年は健康や美容を気を付ける方が増え、玄米を食される方が増えてきました。
食べ方|玄米を美味しくお召し上がるために
玄米を食すにあたって気をつけなければいけないことは、”よく噛むこと”です。
豊富に含まれる栄養素を十分消化吸収するために、 よく噛んで、美味しくお召し上がり下さい。
さらに、よく噛む事で満腹中枢も刺激されるため、白米よりも少量で満足感を得られます。
ダイエットのために、女性を中心に玄米食を選ばれる方が増えてきています。
保存のコツ|長時間炊飯器においておかない
玄米を炊いた後、長時間炊飯器で保存しておくと、時間が経つにつれてぬか臭くなってきます。
美味しく保存するには、玄米ご飯を炊き上げたらすぐに茶碗一杯ずつラップに小分けして粗熱がとれたら冷凍します。
※あまり強くラップをしてしまうと、米粒がつぶれてしまうので軽くラップしてあげてください。